熟睡、快眠は作れる!後悔しない枕選び
脳から全身への神経が集中している首。首を支える骨は「頚椎(けいつい)」という小さな骨と、後頭部から肩にかけての「筋肉」だけ。だからこそ、肩こりや頭痛、顔のシワやむくみなどの症状は寝ている時の無理な首の姿勢からきたりします。寝姿勢が悪いと、首への負担が長時間に及ぶので、熟睡できないだけでなく、体調不良の原因にもなってくるのも頷けますね。
ところであなたは、自分にどんな枕があっていると思いますか?
高さ、硬さ、形。
現代では枕にも数多くの種類がありますが、いざ新しい枕を購入しようと思い立った時、あなたはどんな基準で購入する枕を選んでいますか?
お店や友人から勧められた枕?自分のなんとなくの好みで選んだ枕?それとも流行りにのって、低反発の枕でしょうか?
おそらく、自分にはどんなタイプの枕がピッタリなのかよくわからないという方がほとんどだと思います。そこで今回は枕の選び方を少しご紹介していきます。
(枕選びと熟睡には何よりも深い関係性がある!立った状態をそのまま横にした寝姿勢がベスト
65歳以上の3人に1人が睡眠で悩んでいると言われている中、理想的な枕の選び方は知っておかなければなりませんね。
自分の体型に最適な枕を選ぶ基準は3つ。硬さ、高さ、寝返りのうちやすさです。
枕の高さは、頭と首を圧迫せずに支えることができる高さ。背筋が伸び、呼吸が楽になりますし、首への負担も限りなく少なくできるからです。逆に枕が高すぎると、首や肩がこる。背中が疲れる。気道が不必要に圧迫されていびきをかきやすくなったりします。
低すぎる枕だと寝ている時、常に頭の位置が心臓より下がる状態になるので血流が悪くなり、眠りが浅くなったり、顔もむくみやすくなります。
体型に合った最適な高さとヘタってしまわない硬さ、寝返りの打ちやすさ、この3点を兼ね備えた枕が理想です。