寝違いは枕が原因??
『寝違え』
皆さん、一度はなったことがあるのでは?
朝起きたら 「うわっ、、えッ、、、く 首がまわらへん(”Д”)」
そう、あの『寝違え』です。
オーダー枕を見に来られるお客様の中にも、
「首が寝違えになって。枕が合わへんのちゃうかなぁ・・・」
といって来られる方が結構おられます。
確かに枕の高さが合っていないことも原因の一つかもしれません。
特に横向きになった時に、あまりに低すぎたりすると首が下がりすぎて曲がった状態で
長時間寝ることになるので負担がかかり、寝違えることもあるでしょう。
でもちょっとおかしいとおもいませんか?
枕が合ってないから寝違えるなら、毎日寝違えるはずです。
恐らくそんな方はいないでしょ? そうなんです。
寝違えには他に原因があるんです。
では変な寝方が原因でしょうか?
いえ、変な寝方は、寝違えの直接のきっかけではあっても
本当の原因ではありません。
寝違えは基本的に内臓の疲れが原因なんです。
例えば、食べ過ぎ・飲みすぎ(暴飲暴食)、特に深酒をしてしまったら肝臓が疲労します。
肝臓は主に体の右側の筋肉と繋がっています。特に背中(菱形筋=肩甲骨と背骨の間にある筋肉)と
肩の筋肉(上部僧帽筋)との関係が深いので肝臓が疲れると背中と肩の筋肉が
強張って縮んでしまいます。自分の体でイメージして見ましょう。
背中の右側の筋肉(菱形筋)が縮むと右側の背骨と肩甲骨が引っ張りっこをします。
背骨の棘突起(背中に出ているぼこぼこした骨)は縮んだ筋肉に引っ張られて
右の肩甲骨の方へ回転していきます。
首の骨は背中の骨と一緒に回るので背骨の突起が右に回転すると首(頭)は左に回ります。
※背骨の後ろが右に回るということは顔に当たる前の方は左を向く事になります。
こうなると、首を右に向けるのがつらくなります。
それでも起きてる間は自分で調節し正面を向くようにしていますが
寝てしまって意識がなくなると楽な方に顔を向ける時間が多くなります。
起きている間は顔(頭)を動かしますが寝てしまうとあまり動きません。
そうすると長時間動かさないので筋肉は強張ってしまうのです。
同じように右肩の筋肉(上部僧帽筋)は縮むと顔を左に向ける作用があります。
ですから寝ている間にずっと顔を左に向けていて固まってしまうので寝違えます。
朝起きたときに、あれっ、痛っ!首が右に回らないというのが、
お酒の飲み過ぎによる寝違えです。身に覚えないですか?
■右を向くと痛い寝違え■
脂っこいものを食べすぎた時の胆嚢寝違え
すごく腹を立てた後の怒りパワー肝臓寝違え
我慢しすぎの肝臓寝違え
■左を向くと痛い寝違え■
食べ過ぎ、胃寝違え
環境の変化、胃寝違え
甘いもの、脂っこいもの、肉ばっかり食べ過ぎ、すい臓寝違え
この様に寝相が悪くなる原因がちゃんとあるということです。
寝違えないためにも、ご自分の身体のためにも「暴飲暴食」は控えましょうね。
次回は『寝違えの対処法』を書いてみようと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『お客様が眠りのお悩みを相談できるお店』
『オーダーメイド枕と身体に合った敷ふとんを相談できるお店』
『自分に合った寝具を試せるお店』
●ふとんの杉村屋 四条本店
〒600-8041 京都府京都市下京区麩屋町通四条下ル八文字町355
定休日 水曜日 営業時間10:00 – 18:00
電話番号 075-221-0150
●ふとんの杉村屋 ガーデンモール木津川店
〒619-0216 京都府木津川市州見台1丁目1番地1-1ガーデンモール木津川1F
定休日 なし 営業時間10:00 – 21:00
電話番号 0774-71-8885
http://sugimuraya.co.jp/cms/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・